2009年7月3日金曜日

学術論文およびソースコードの公開について

シリコンバレーより、少し明るいニュースを。
欧米のロボット研究成果をシェアするため、
このメールを書かせていただきます。

弊社が、6月1日に成功いたしました(*)
ー マラソン距離の自律走行
ー 10の違う種類のドア(閉じている、半ドア、鍵のかかった、開いているなど)とドアハンドルの検知とドア開け
ー 10部屋の中のコンセントの検知
ー 電源プラグの検知とプラグのコンセントへの差し込み

の手法やアルゴリズムを紹介した学術論文
(6月24日~26日に、ミュンヘンで行われたICRAでBest Paper Award受賞)や、
画像とビデオを使い詳細を紹介した28ページのプレゼンテーション
(6月25日~28日に、シアトルで行われたRSSにて、公開)

を、次のリンクからダウンロードできますので
http://www.willowgarage.com/laser-based-perception-door-and-handle-identification
(ページ左下のAttachmentから、保存できます)
http://www.willowgarage.com/blog/2009/07/02/milestone-2-explained
(Scribd横のMore-Save Documentsでpdfファイルを保存できます)

ご興味のある方は、ぜひ、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
(*) ドア、ハンドル、コンセント、プラグへの特殊処理は一切なく、すべて、人操作のない
ロボットによる自律行動で、環境や物体認識には、LRF、ステレオカメラ、高解像度カメラを使っています。

弊社の研究成果にむけた過程やソースコード(svnのTag)
http://pr.willowgarage.com/wiki/Milestone2
http://pr.willowgarage.com/wiki/Milestone2/Results_2009-06-01
はウェブ上ですべて公開されておりますので、
ぜひ、皆様のご研究のご参考としてご利用いただきたく存じます。

また、今回の研究成果は、北陽電機(株)のLRF(TOP-URG)なしでは、
考えられない結果であり、ロボット研究分野における日米協業の一つの
よき例となっていくことを願っております。

最後に、弊社が5月に訪日した際、
懇親会やセミナーなどに、約500名の方々にご参加いただき、
さまざまなご要望や貴重なご意見を伺わせていただきました。
この場をお借りして、心より御礼申し上げますとともに、
今後もひきつづき、ご要望やご意見、また、弊社へのご訪問、
共同研究やインターンのご依頼など、ご遠慮なく
ご連絡賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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